昨年の夏、仕事帰りでご一緒した20代前半の女性が叫んだ。「私の生活が苦しいのは、あの増税メガネのせいだ!!」この岸田前首相の不名誉なあだ名は、国民の怒りが生み出したと言っても過言ではない。岸田内閣が打ち出した数々の増税策は「憲法違反の軍事費2倍化」を達成する為のものであり、その達成目標は政権が石破内閣に変わっても取り下げてはいない。その政権交代とほぼ同時にスタートしたのが、異常ともいえる物価高騰である。ここで私は、なぜいきなり、しかも一斉に物価の高騰が始まったのかを考えてみた。その結果、この現象そのものが、国民に対する新たな増税策であるという結論に辿り着いた。つまり岸田内閣の失策を直接の教訓とし、消費税増税への転換を図ったのである。以下その仕組みを説明しよう。
1)消費税額を決めるのは、「買い物の合計金額」掛けることの「消費税率」。
2)消費税は「小さく産んで大きく育てる」と言われた通り、税率は3%→10%と確実に増え続けた。この先さらに18%まで上げようと目論んではいるが、これ以上の引き上げは現実的ではない。
3)そこで、社会全体を巻き込む形で急激な物価の上昇を創り出し、1回の買い物で一人一人が支払う合計金額が大幅に上昇する様に仕向ける。
4)こうする事で、今の税率のまま消費税の大幅収増を目論む。
消費税は、一人あたま1円増で1億2千万円~~。簡単に税収増が叶う。一方、日々生活防衛に勤しんでいる我らは、消費税そのものの廃止を叫ぶべし!なのだ。みんなの力で消費税を廃止すれば、無駄な税金の支払いがなくなるだけである。 以上
13文字✖️52行=675文字/2025年2月5日(水)20:47・原稿送信
⚫︎前回の記事の記事について
昨年の11月頃に思いついたきた事案をブログ記事にまとめようと思っていたのですが、パソコンを前に四苦八苦するばかりでちっとも書き進める事ができませんでした。ですがこの1月末「新婦人支部ニュース」の原稿執筆を依頼されたのをきっかけに、一気に書き進める事ができました。それが前回の記事であり、この記事を元ネタとして、さらに短くまとめたのが↑です。
なお文字数を明記しているのは、ニュースの編集者から600字でまとめてくださいと要請されたからです。文字数はオーバーしましたが、出来上がったニュースには全文を掲載されてました。ご配慮に感謝しています。編集者様、ありがとうございました。🙇♀️
2025年3月9日(日)20:30
文責・ブースカ明日香