はじめに
ひふみ神示等が言うところの「神一厘の経綸=仕組み」を発表したいと思います!!
でも・・・
その答えにたどり着くまで、様々な理解が求められました。 ^^;
なので、「神一厘の経綸=仕組み」と密接に関わる「並行世界」について、補足を加えまとめ直したのですが、これが約9300字の長文となってしまいました。(^^;;;;
そこで「予備知識」として皆さんにも知っておいてほしいことを、記事をいくつかに分割した上で、発表したいと思います。
どうか皆さん、お付き合いのほど、よろしくお願い致します。m(_ _)m
[並行世界の基本概念を、藤子・F・不二雄原作「ドラえもん」で解明する](A)
ドラえもんが説明する、タイムトラベル理論のウソ
ある日、タイムマシンに乗った「せわし君」と「ドラえもん」が「のび太君」の元にやってくる。
せわし君とは「大人になったのび太君(=のび太)」の孫である。
彼は、祖父であるのび太君に対して(ア)と(イ)ふた通りの「未来」を提示する。・・(A)−1
(イ)将来「しずか」と結婚するのび太。
(A)−1
せわしとドラの二人はのび太君に対して「様々な理由」から(ア)ではなく(イ)の選択をしてほしいと説得する。
一方のび太君は、自分の未来を変更する事で発生する「タイムパラドックス(下記(A)−4〜(A)−6)」に気がつき、躊躇する(ちゅうちょする)。
そんなのび太君に対して、ドラえもんは次の様な説明をする。・・(A)−2
:(ア)の未来は失敗、挫折の連続。「現時点(=未来)」で一族全体も不幸に陥っている。だから「ここ(=過去)」に来た。
:(イ)の未来は、理想的家庭を営むことが出来、失敗続きだったのび太の将来も劇的に改善され、一族の運命もガラリと変わり、せわし君も幸せな生活を送ることができる。
:これは目的地に向かう移動手段を、車にするか、電車にするか、はたまた飛行機にするか?と同じ事。どの移動手段を用いても、必ず目的地に到達するのと同じ理屈。
(A)−2
つまり(A)−2の理論とは、以下の一言に尽きるのである。・・(A)−3
未来を選択することによる血筋の転換と、一族全体の運命転換は可能!
(A)−3
また(A)−2では、せわしとドラが到着した日時(=ここ=過去)を出発地(=スタートライン)に。
彼らがタイムマシンに乗って過去へと旅立った日時(=現時点=未来)を目的地(=ゴール)に例えており、一見正しいように思える。けれども・・・
※「過去から未来へ、という時の経過」でみた場合、これは大ウソである。なぜか?・・(A)−4
:「しずかちゃんの血筋」では、せわし君は生まれない。
:よしんば(イ)の結果、顔や雰囲気が似通った孫が生まれたとしても、それは「せわし君ではない。全くの別人格」である。
(A)−4
唐突だがここで、「時系列=タイムライン」という考えを導入しよう。
《以下、Time LINEの頭文字、TL(ティー エル)と表記。:例(A)−1の(ア)を「TL(ア)」とする。》
TL(ア)では、のび太はドラえもん達と出会わない。未来テクノロジーの助けもなしで成長し、不幸と挫折の連続の中で、曲がりなりにも結婚し、子孫を残す。これを「TL本線」と仮称する事にする。
このTL本線に、「未来からの来訪者」達が到着する。これが『TL(イ)のスタートライン(=ここ=過去)』であり、ドラえもんという漫画のスタートラインでもある。
TL本線では、そこからどんどん状況の変化が発生する。本線では考えられない出来事が多発し、次々と歴史が書き換えられてゆく。
そう、実はこの時点で、TL(ア)と(イ)両方からかけ離れた未来「も」スタート、のび太君の運命は七変化してゆく。
ここで、・・(A)−5
「漫画世界ののび太君」は、ドラえもんとともにTL(イ)を歩んでゆくが、TL(イ)を選択しない場合もありうる。
(A)−5
(A)−5のような場合、つまり「ドラえもんの受け取りを拒否し、己の未来を知るに及んだのび太君」が、全く新しい生き方を模索し始める可能性は大きい。
そして「せわしとドラえもんが、祖父への説得を諦め、二人して未来へ帰還した時」をスタートラインとした「未来TL群」と呼ぶべき「TL本線から外れた様々な未来」が形成されてゆく。
※未来TL群の可能性・・(A)−6
:「のび太とジャイ子」が、TL本線とは違う形でお互いの良さを見いだし、カップルとなるTL
:三人全員、もしくは誰かが「一生独身で通す」TL
:三人全員、もしくは誰かが「全く別の相手を選ぶ」TL
などなど。 様々な組み合わせ、無限の可能性の未来=TLが考えられる。
(A)−6
上記(A)−6は、のび太君の直感の方が正しかったということであるが、これはつまり・・・
※ドラえもんとは「過去改変」の物語
と言えるのである。
ここで(A)−6であげた全てのタイムパラドックスを解決する唯一の考え方がある。それが
「並行世界」の存在
『三次元における「世界」は、全てのTLのうちのどれか一つだけしか実在しない』
この考えは誤りである。
『三次元では全ての可能性が作り出すTL=世界が、同時並行で存在する』
のである。
実際、アニメや映画のドラえもんにおいて、彼が過去世界にやってきた事により「大幅な過去改変が施された未来世界(=TL)」を描いている作品がある。それが「3Dドラえもん(STAND BY ME ドラえもん/2014年8月8日公開)」であり、作品の概要と、わたしが気になったシーンを以下に紹介する。・・(A)−7
:ドラえもんの道具はすぐに盗まれ、「未来技術」の全てがのび太君たちの時代で前倒しで実用化される。(無論、そんな「裏歴史=わたしの推論」なんかは描かれていない (^^;; 。しかしその状況証拠として・・・)
:これにより、ドラえもん来訪時からの「TL=未来」がガラリと違うものになっている。
のび太たちの子供時代のシーンでは、広場に大きな土管が積まれている、昭和40〜50年代の風景。
のび太君は、そこからほんの十数年足らずの間で、車輪のない「自家用空中遊泳車??」が当たり前の如く走っている世界へタイムトラベルする。その世界には、彼が成長した姿である未来青年のび太と、彼の同級生達が住んでいる。
:少年のび太君と、未来青年のび太の二人??が、冬山登山の最中、吹雪に見舞われて遭難しそうな「しずかさん」に対して山岳救助を行うシーンがある。
青年のび太の「自家用空中浮遊車?」で、尾根道に急行(つまり、街から山まで、ポータル移動も可??)。寒さでうずくまる彼女の前に青年のび太が「車で」現れ、彼女を家に送り届けた。
《どんなに険しい(けわしい)道だって、空中浮遊で突き進む、ブリジストーンの「ドレミセブン」 移動できる車ですって??・・・そんな車、欲しいですよね!?。( ̄▽ ̄;)
映画館でこの作品を観た、わたしの感想は「空中浮遊自動車は、トヨタが既に製品化し、地下施設で活躍しているな!」って事です。こんな事が「地下サイト」の存在を絶対秘密にする理由の一つ「かもしれませんね」。
でもご心配なく。神代(かみよ)においては自家用車に代わり、無料の公共交通機関として「空間」同士をポータルで結ぶ「小型磐船」が多数存在することになります。
なお、ポータル空間の運転は人任せにできませんので、運転手は「AI(エー・ アイ=今の私たちには石にしか見えない)」が担当します。(^_^) /
【そもそも全ての三次元存在は、空だって飛べるよ ϵ(^.ω^)϶ /。】 》
(A)−7
上記(A)−7は、タイムマシンの到着が作り出す未来世界の一つ、無数のTLのうちの一つであるが、まさにドラえもんにおける「過去改変の実例」でもあると言えるだろう。
《以上が「並行世界」の基本概念 》
ところで、TL本線に於いて、せわし君を含む「のび太/ジャイ子一族」が、様々な不利益を被っている(こうむっている)というが、その状況を打開するために彼らはどうすれば良いだろうか?その答えは次の通り。・・(A)−8
彼らが置かれている「現状」とは、あくまでも彼ら自身の問題であり、それを変えることは彼らだけにしか許されない。絶望するしかない状況は、自分達の力で変化させてこそ、重要な価値と意義がある。
従って、子ども時代の祖父に対して「あなたの未来を変えろ」などと要請するのは全くの御門違いなのである。
(A)−8
どのような不幸だろうが、辛い体験だろうが、それが「三次元における経験の重要さ」なのだから、「三次元存在として生まれたからには、敢えて引き受けるべき」なのだ。
しかし、このような三次元に於ける真実を知らずに、不幸のどん底にいる、と感じているTL本線のせわし君が、TL(イ)で生まれ育つ「別人格の孫」の利益を、どうしても享受したい、と願ったとしたら?その願いを実現するにはどうすれば良いだろうか?
これも答えは簡単である。
TL(イ)で誕生した「のび太としずかの孫(=別人格)」と入れ替われば良い!
ただそれだけである。・・(A)−9
※ただしこの場合、別人格である孫、両方の世界の両親、祖父・祖母、親戚などをはじめ、友人関係、ご近所さん、学校関連など、周りの多くの人たちの「記憶改変」や、写真などの記録媒体のすり替えなども同時に行わなければならない。
ここに留意して欲しい。
(A)−9
「座敷わらし」「神隠し」「学校の怪談」などでよく聞く、「一人多い誰かさん」もしくは「一人少ない誰かさん」という話しをご存知だろうか?
これらは、その場に居合わせた全ての存在に対して「過去改変」や「記憶の改ざん」をされた可能性が高い。
すなわち、伝説や怪談ではなく、「テクノロジー犯罪」や「呪詛被害」である可能性が高いのである。
さらに、上記の「テクノロジー」もしくは「呪術」に加え、「タイムトラベル」や「タイムマシン」なども使用して「123便事変の真相隠蔽」を図っている可能性は、非常に高いのである。
続く
2019年9月4日(水)22:22