スピリチャル9条の会〜〜boosuka-asuka’s blog

我らの戦いとは、相手を消滅することではない。 武器なきたたかいの勝利とは、「愛」で全てを包み込み「神人一体」の世を創り出すことなり。 我らと「ごく一部の存在」とのたたかいは、剣ではなく、「憲法」を以てたたかえ。そのための9であり99である。 ペンは剣よりも強し。繋がりあい励ましあいたたかえ。 とある存在の霊言より 御筆先・ブースカ明日香

(1)ブースカ明日香のセクシャルマイノリティ講座(1)

レインボーブライダルショーへの寄稿文

    2014年9月3日(水)

 

 レインボーブライダルショーというイベントにお誘いを受け、そして出演することになり改めて考えます。「結婚かぁ……」

 わたしがこの世に生を受けて51年(五年前(^^;;)。音響、舞台、照明の仕事をしていた関係で、結婚式といえば、例え親しい友人や 姉の結婚式でさえも裏方、或いはスタッフを兼ねた参加がほとんどでした。

 一方、カミングアウトをした後は、本来の女性の姿で祝福の輪に加われた場合と、出席自体を拒否される場合と、両方を味わいました。

 

 さて、わたし自身が「この人とならば結婚したい!」と心から思った相手は、男性女性、共に一人づつおりました。でもよくよく考えたら、わたしがもし結婚していたならば、どちらの場合でも「同性婚」になってしまうではないですか!!

 

 日本国憲法第24条1項には「婚姻は両性の合意に基づいて成立し~~」とあり、同2項で「~~法律は個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」とあります。

 すなわち、わたしがパートナーと共に歩みたいと思った2つの道は、どちらとも、日本国憲法により承認され、祝福されるべき道なのです。

 

 残念ながら、わたしは未婚者ですが…

 

 結婚とは本来「魂どうしが結ばれる」と書いて「結魂」なのではないでしょうか?

 ならば「結魂」相手は、野獣だろうが、龍神だろうが、はたまたバンパイアだろうが、例え宇宙人でも成立します、、よね?まぁこれは言い過ぎかもしれませんが、いわんや同性もや!!ってな訳なのであります。

 

 同性どうしの結婚にどうしても必要なのは、男女ともに簡単に自分の性別を乗り越えられるような社会になる必要があります。

体が男性のセクマイ、つまりわたしから言わせてもらえば、趣味だろうが醜悪だろうが女装を認めてあげるような社会です。だってわたし自身も男性から女性化する過程では、実際醜悪だったし、晒し者だったから!

 

 でも、今でも晒し者かな(T ^ T)。女子トイレには入れても、女風呂には入れませんもの。

 

 しか~し、とにかく今日のこの時間は、例え仮初め(かりそめ)だとしても、結婚式の主役、花嫁姿になれる喜びを、このレインボーブライダルショーというステージの上で思いっきり表現したいと思います!

 

ご清聴ありがとうございました。

ブースカ明日香

 

(注)~~

「醜悪」という単語にはいろんな意味を込めました。

しかしこの「醜悪」という言葉こそ、差別の源泉なのではないでしょうか?

 自らを卑下することや他人の姿、形、さらには性的嗜好、性指向をあげつらうことになんの意味があるでしょうか?

他人を貶める(おとしめる)人間こそ、最も醜悪です!!

 

【この“寄稿文”は、第3回レインボーブライダルショー(2014年9月7日開催)のウェディングロード入場時、自分のチョイスしたBGMとともにアナウンスされる、自己紹介の原稿として書いたものです。したがって(注)以降の一文は、主催者の内部に向けて書いた一文であり、本番では読み上げないでくださいとお願いした文章となります。なお、写真1の赤鉛筆は、本日修正した部分^^;】

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(写真1:寄稿文、原稿)

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(写真2:集合写真より。バックにいるスーツ姿の男性は、スタッフさん(^з^)-☆)

 

2019年5月3日(金)08:21/修正完了=08:47

 憲法記念日に寄せて。 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

文責 ブースカ明日香